ハマデザブログ

BLOG

LP(ランディングページ)とSNSとwebサイト(ホームページ)の役割の違い。

LP(ランディングページ)とSNSとwebサイト(ホームページ)の役割の違い。のブログ画像
少し前に、SNSで「勧められて作ったが、LPが一番無駄だった」というような内容な流れてきました。
その内容や、反応をみたところ、「LPとはなにか」というところがそもそも伝わっていないことが多いと考えて、この記事を書いています。

言われていたサイトを拝見しましたが、LPではなく「二つ目のWEBサイト(ホームページ)」というような印象を受けたので、
そもそも「作る側すら役割が分かっていない場合」もあるかもしれません。

 

LP(ランディングページ)とは、CV(コンバージョン)をさせるためのもの


「集客させるもの」という誤解がありますが、LP単体で考えると、集客を目的としたものではありません。
そもそも集客だけを求めるのなら、LPは不向きです。(基本的にはページ数やコンテンツも少なく、SEOに不向き、コミュニケーションを取るものでもありません)
LPは、基本「集客をした人を誘導するためのページ」です。
なので、集客自体は広告が担います。そのため、LP制作は広告がセットであることが多いです。

例えば、キャンペーンやイベントを行うため、チラシを配ったり、雑誌やネットで広告を出す。
そのリンク先が「LP」です。

LPはWEBサイトより、ターゲット層や伝えるメッセージを絞って、「ぱっと見でどういうメリットがあるのか」を素早く伝えて、登録への導きます。
例えば「イベント参加者募集」だったり、「今なら10%OFFキャンペーン」だったり。
そのページを見て「誰が」「どういうメリットがあるか」を伝え、「登録や購入を促す(CV)」。
LPのデザインが、WEBサイトのデザインよりセールス的なのはそういう理由です。

LPは今でも、適切な使い方をすればちゃんと効果があります。

 

WEBサイト(ホームページ)との違い


ではWEBサイトと違いは何か。
WEBサイトは、LPよりも幅広い人にリーチします。
今すぐキャンペーンで買ってほしい人だけではなく、今ブランドやサービスを知った人、既存のお客様、ライバル企業のお客様、サービスを探している人など、今すぐアクションをする人以外にもメッセージを伝えることができます。
主に既存のお客様や未来のお客様になっていただくためのものだと思っていただければ間違いありません。
今は顧客層ではなくても、そういうきっかけや変化があったとき、このサイトを見ていただく、覚えていただくことが重要です。
そのため、LPのセールス的なデザインよりも、イメージやメッセージを大事に作ることが多いです。

また、SNSやLPでは難しい、ちゃんとした情報をいつでも見やすく届けるためのコンテンツが重要です。
商品情報やメニュー、営業時間やアクセス情報など。
お客様にとってメリットのあるコンテンツをしっかり作りこんでいけるというのがWEBサイトの強みです。

 

SNSとの違い


「SNSで十分ではないか」という意見もあります。
個人的には、SNSとWEBサイトとLPはすべて使い分けて適切にリーチすることが大事だと思っています。
SNSはリアルタイムに情報を発信することができる代わりに、お客様が「いつでも商品情報知りたい」という需要は満たせません。
ですので、WEBサイトでしっかり情報を作り、SNSで拡散したり、
WEBサイトではなかなか難しい「お客様との交流」ができるのが強みです。

拡散力はもちろん、
企業やサービスを身近に感じていただくためにはSNSの施策も大切です。