成功するWebサイト制作

SUCCESS

自社のWebサイトを制作したいと思い、数々の制作会社を探していることでしょう。費用や納期、いろんな面を考慮して制作会社選びをされることと思います。お客様が私たちにWeb制作をご依頼する際、どういった点を気をつければ、失敗せずに満足がいくWebサイトを完成させることができるのでしょうか。
ここでいう「失敗」とは、「出来上がってみたら、思ってたのと違う」という意味を指します。

明確な目的意識やビジョン

「Webサイトを作りたいんですけど」とご依頼いただく前に、まずはお客様自身がこれから制作するサイトをどのような目的で作るのか、事業の中でどのような位置づけでサイトを運営していくのかのビジョンを、あらかじめ定めておくことが大事です。
集客が目的なのか、プロモーションが目的なのか、あるいは商品購入ができる通販サイトなのか。それぞれの目的とゴールによって、制作するサイトの方向性、必要なコンテンツは大きく変わります。
時には、「集客目的ではないが、株主のためのIR情報を載せるサイトが必要」というパターンもあります。
最初にあなたの会社にとってのWebサイトの役割を考えてみてください。

また、どんなユーザーが見ることを想定しているのかも重要になります。お客様の会社のユーザーの年齢層は?性別は?職業は?
「より多くの人に見て欲しいから、老若男女問わずターゲット」と言いたい気持ちもわかりますが、ある程度までメインターゲットとなる層を絞ることで、デザインやコンテンツを決定する道筋がクリアになります。
たとえば、子どもやその親に向けたものなら、カラフルで親しみやすく。20代女性に向けたものなら、柔らかい色でオシャレに。高所得者向けの高額な商品を見せるなら、重厚で高級感があるデザインになるでしょう。お年を召した方が見ることを想定していたら、文字を大きめにして見やすく。
さらに具体的に例を出すと、建築・リフォーム会社という業種でも、一般家庭向けであれば家族団らんをイメージした温かみあるイメージになりますし、デザイン志向の強い住宅ならスタイリッシュさを強く出したクールなイメージになるでしょう。
一口に老若男女といっても、ターゲットの違いでデザインや見せ方にこれだけの幅が出てしまいます。


目的やターゲットがはっきりしていない状態で作り始めてしまうと、サイト全体のゴールも不明瞭になってしまいかねません。
これでは、せっかく費用をかけて作ったのに、「本来見てほしい層に見てもらえてない」「うちのサービスのイメージとサイトのデザインが噛み合ってない」「これではまったく結果に結びつかない」という結果に終わってしまう恐れがあります。

お客様と制作会社の認識の共有

当然、私たち制作会社もお客様とのお打ち合わせの段階で、これらの目的やターゲットなどのビジョンをきちんとヒアリングします。
失敗したWebサイトが出来上がる原因は、「お客様と制作会社の間で認識が共有できていない」ことで起こります。

「言ったつもり、聞いたつもり」が起こらないよう、実制作に入るまでにお互いの認識を一致させておくことで、「思っていたのと違う」を防ぎます。
「メインカラーは赤です」と言っても、それが「トマトのような彩度の高いフレッシュな赤」なのか、「宝石のガーネットような深みのある赤」なのか、といったように言葉では同じ赤でも、お客様と制作者のイメージしている色が違うかもしれない。そういった認識のズレや思い込みがないようにするため、お客様が描いているイメージを聞き出し、そして制作側の意図もしっかりと伝える。基本的なことのようで、トラブルにつながりやすいことでもあります。

制作にはお客様の手助けも不可欠

もちろん、実際のWebサイトをデザインし、形にしていくのは私たちですが、時にはお客様の協力も必要です。
たとえばお客様の業種が専門的な知識を扱う場合。私たち制作者も、制作するにあたって業界のことを調査しますが、お客様自身が持つ知識に及ばないこともあるでしょう。それに、商品やサービスのセールスポイントを語るなら、お客様自身が最もそのセールスポイント・魅力を理解しているはずです。そんなときは、Webサイトに掲載する文章などを一緒に考えていただけたらと思います。
お客様と私たちは、依頼者と制作者の関係ですが、「一緒によりよいWebサイトを作り上げていく仲間」として協力し合うことで、同じ方向へ向かって考えを共有し、満足のいくWebサイトを作り上げることができると考えています。