Webサイトは作って終わりではない
Webサイトが出来上がり、いよいよ開設できてほっと一安心…とはいきません。
今この状態は、Webサイトが存在するだけにすぎません。広大なインターネットの中でせっかく作ったWebサイトを見つけてもらうためには、必ず「お客様自身の努力」が必要になります。
ひとつは更新をし続けていく努力。膨大な量のWebサイトが存在する中で、検索結果の上位に表示されるのは容易なことではありません。検索エンジンが上位に表示する仕組みは一般には公開されておらず、またその仕組みもどんどん変わっていきますが、間違いなく言えるのは「良質なコンテンツを持っているサイトかどうか」。良質なコンテンツを持っているWebサイトであれば、検索結果の順位は上がっていきます。
良質なコンテンツというのは、訪れたユーザーにとって有益である情報ということです。日々、お知らせやニュースといったコンテンツを更新し、新商品のページや、事例紹介を増やしていくことで、ユーザーにとって価値のあるWebサイトになっていきます。すると、検索順位が上がり、検索順位が上がることで人々の目に留まりやすくなり、見てもらうチャンスが増えていきます。
もうひとつは、Webサイトそのものを宣伝する努力。作ったばかりのWebサイトは、誰もその存在を知るきっかけがありません。何らかの形で、ユーザーにWebサイトがオープンしたことを知ってもらわなければなりません。名刺やショップカードにURLを書いて配ったり、リスティングなどインターネット広告を打ったり、人目に触れる機会を増やす必要があります。Webサイトの集客効果は、中長期的なブランディングが成功すれば、別媒体にかけていた広告費用よりもコストを下げることができますが、はじめに認知してもらうためにはある程度の費用をかけて施策を練らなければなりません。
いくつもの同業他社も努力をして、少しでも検索順位を上げようとしています。その中で自分たちのWebサイトの順位を上げていくことは、一朝一夕ではありません。ですがあきらめずに運用をし、時には広告を打ち、認知度を上げていくことで、ようやくWebサイトの効果が現れ始めるのです。
Webサイトを持ってさえすれば即時的に売上が上がるわけではなく、長い目で見て、売上につなげていくためのツールとして活用していきましょう。