Webサイト集客の仕組み

ATTRACT

「Webサイト集客」という言葉を目にしたことがある方も多いと思います。これからWebでの集客を視野に入れてWebサイト制作をしようとして弊社にたどり着いた方もいるでしょう。一口にWebサイト集客と言ってもどんな方法があり、どんな仕組みで集客ができるようになるのでしょうか。

集客はWebサイトを制作しただけでできるわけではない

Web制作会社を検索すると、多くの会社が「集客力のあるWebサイトを制作します」という見出しをつけています。しかし、Webサイトを作ればすぐに集客ができるようになるわけではありません。Webサイトで集客するためには、さまざまな戦略と計算が絡み合った「マーケティング」が必要です。

Webにおけるマーケティングの流れは以下のとおりです。

・集客:まずユーザーにWebサイトに来てもらうための施策
・接客:Webサイトでユーザーにアクションを起こしてもらうための施策
・再来訪:一度訪れたユーザーに再び訪れてもらうための施策

「Webサイト集客」と言っていますが、実際はWebサイトに来てもらうことが目的なのではなく、訪れたユーザーがアクションを起こし(購入や資料請求など、そのWebサイトの目的を達成する)、リピートしてくれる継続的な顧客になってもらうところまでをひっくるめてWebサイト集客と考えます。

Webサイト集客のしくみを作る手法としては以下のようなものが挙げられます。

・Webサイトやランディングページで商品・サービスの宣伝を行う
・SEO(検索エンジンの順位を上げるための施策)をしっかり行う
・リスティング広告やバナー広告などの広告を出稿する
・SNSを活用する
・アクセス解析などで分析した結果に対しPDCAサイクルを回して改善・改良をする
Webサイトで集客するためには、これらの手法を駆使して、訪れたユーザーを継続的な顧客に育てるところまでを考える必要があります。

①より多くのユーザーにWebサイトに来てもらうための施策

SEO(検索エンジン最適化)
検索エンジンの検索結果画面で、より上位に表示されるために行う施策です。検索エンジン側がWebサイトの内容を判断して順位づけするので、少しでも上位表示されるように対策をして自然流入ユーザーを増やします。横浜デザインでは、SEOに有効なHTML構造を意識したページ制作を行っており、内部SEO対策は標準装備です。

広告出稿
リスティング広告、コンテンツ連動型広告(バナー広告やテキスト広告)など、有料で広告を出稿することでユーザーをWebサイトに誘導する即効性の高い手段です。ユーザーの見ているサイトや検索履歴に基づいて表示されるため、よりターゲットを狙い撃ちした施策となります。

SNSの活用
自社のFacebookやTwitterを運用して、ユーザーにアピールをする方法です。SNSは拡散性が高く、うまく火がつけば話題になって認知される可能性もありますが、同時にユーザーとの距離が近くなるため、運用担当者のインターネットリテラシー能力が求められます。

②Webサイトでユーザーにアクションを起こしてもらうための施策

ランディングページ
インターネット広告をクリックすると、会社のWebサイトではなく、その商品・サービスを宣伝するための専用ページが出てくるのを見たことがありませんか?ひとつの商品・サービスに特化した1つの専用ページを用意し、そこへ流入してきたユーザーに対し購入や問い合わせへ直結する導線を引くことで、ユーザーのアクションを促します。

フォームの改善
もし、Webサイトでユーザーの興味を引き、アクションを起こさせるところまで成功したとしても、お問合せ・購入フォームの使い勝手が悪い場合、そこで入力を諦めてアクションが未然に終わることがあります。よりユーザーが入力しやすく、アクションを完遂できるようフォームを見直すことで成果を上げることができます。

③一度訪れたユーザーに再び訪れてもらうための施策

アフターフォロー
一度問い合わせ・購入をしたきりでユーザーとの関係が終わってしまっては、長期的な集客になりません。問い合わせや購入で得た顧客リスト、見込み客リストを活用し、メールマガジンやクーポンなどを送って再来訪を狙いましょう。

分析とPDCAによる改善

以上の施策はすべてやらなければならないわけではありません。また、やりさえすれば結果が得られるものでもありません。
「思ったように集客ができていない」とお悩みになったら、まずアクセス解析を用いてお客様のWebサイトのどこに原因があるのか、広告のキーワードは適切か、を分析しそこに合わせた対策を行っていき、効果を測定しながら改善を繰り返していくことで、Webサイトでの集客のしくみができあがります。